クルマの盗難対策、基礎知識 愛車を守れ
いつもお世話になっております!アナタのことを想ってやまない三郷店のstaff-Sです!
近年、スポーツカーや高級車をターゲットにした組織的な自動車盗難が急増しています。
「まさか自分の車が…」と思っている方も多いかもしれませんが、
プロの窃盗犯はわずか数分で車を盗み出す技術を持っています。
今回は盗難のプロがどのような車を狙い、どんな手口を使うのかを解説し、
それに対抗するための「物理的」 「電子的」 「心理的」な対策を詳しく深掘りします。
盗難犯は「時間」と「証拠」を嫌う
窃盗犯が最も嫌うのは「時間」と「人目」です。
彼らは、手間取ることや、目撃・記録されることを極度に避けます。
また盗難のプロは車を盗むのに3分以上かかると、危険と判断して諦めることが多いと言われています。
複数の対策を組み合わせ、犯行に時間をかけさせることが重要です。
カメラ・人目があるか?:
基本的に監視カメラや人通りの多い場所、明るい場所を嫌います。
証拠が残り、目撃されるリスクが高まるためです。
巧妙化する盗難の手口と対策
現代の盗難犯は、物理的な破壊だけでなく、IT技術を悪用した手口も使います。
1. リレーアタック
手口: スマートキーの微弱な電波を特殊な機器で受信し、増幅して車に送信することで、車から離れた場所にいてもドアを解錠し、エンジンを始動させます。
対策:
スマートキーの電波を遮断: スマートキーを電波遮断ポーチ(リレーアタック対策ポーチ)
に入れるだけで、この手口は防げます。
金属製の缶やアルミホイルで包むのも有効です。
スマートキーの節電モード:
一部の車には、スマートキーの電波を一時的に停止する節電モードが搭載されています。
2. コードグラバー
手口: キーレスエントリーのリモコンが発信する電波を傍受し、解析してキーレスを無効化する手口です。
対策:
キーレスエントリーに頼らない: リモコンを使用せず、物理的な鍵でドアを開けるのが最も確実です。
通信環境の対策:
盗難が不安な場合は、ガレージなど電波が届きにくい場所への駐車を心がけましょう。
組み合わせが最強!「プロも諦める」盗難対策の鉄則
単一の対策では意味がありません。複数の対策を組み合わせる「多層防御」こそが、愛車を守る最大のカギです。
1. 物理的な対策(視覚的抑止効果)
ハンドルロック: ハンドルに取り付けて車を動かせなくする定番アイテム。
多くの盗難犯は、これを見ただけで犯行を諦めることがあります。
ゴツくて目立つものを選ぶのがポイントです。
タイヤロック:
タイヤを固定することで、車を物理的に動かせなくします。
こちらも見た目のインパクトが大きく、強力な抑止力となります。
2. 電子的な対策(犯行の難易度を上げる)
高性能イモビライザー: 純正品だけでなく、より高度な認証を求める
後付けのイモビライザーを導入することでエンジン始動の難易度を飛躍的に高めます。
車両追跡システム(GPS): 万が一盗まれても、警察と連携して位置情報を特定し、
迅速な発見に繋がる可能性を高めます。
GPS追跡システムが搭載されていることを示すステッカーを貼るだけでも抑止効果が期待できます。
apple社のAirTagで代用している方も多いのでは?
3. 心理的な対策(「この車は面倒くさい」と思わせる)
セキュリティステッカー: 「盗難防止装置装備車」「GPS追跡中」などのステッカーを、
あえて目立つ場所に貼ることで、犯人に「面倒な車だ」と認識させ、
ターゲットから外させる効果があります。
人目のある場所への駐車:
明るく、人通りの多い場所を選んで駐車しましょう。
自宅では、防犯カメラやセンサーライトを設置することも非常に有効です。
最終手段:車両保険
ここまで対策をしたけれど、結局盗まれてしまった・・・(/ω\)
最後の砦は任保険の車両保険ですね。
低年式の車両や若年層の方だったりする場合、車両保険に加入できない、
または保険料が高額になったりしますが、最後に頼れるのはコイツしかいません。
警察なんて必死になってアナタの車を見つけてくれませんよ。
自損事故の場合にも頼りになるので加入して損はないかもです。
三郷店スタッフからのアドバイス
愛車の盗難対策は「やれることを全てやる」くらいの気持ちが大切です。
しかしどの対策が自分の車に合っているのか、取り付け方が分からない…という方も多いはず。
三郷店ではお客様の愛車と駐車環境に合わせた最適な盗難対策をご提案しています。
「この車、盗難が心配なんだけど…」とご相談いただければ、
プロの視点から具体的な対策方法をアドバイスさせていただきます。
後付けのセキュリティシステムやGPS追跡システムの取り付けも
承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
大切な愛車を守るために、今すぐできることから始めてみませんか?