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雨の日にこそ見えてくる車との“本当の付き合い方”

雨が降ると、普段は気づかない「車の表情」が見えてくるような気がします。

道路が濡れて滑りやすくなる、視界が悪くなる、車体が汚れる…。

でもそれだけでなく、雨の日こそ、車の性能や整備状況がはっきり現れるんです。


最近は、雨の日が続いていますね。

展示車のボディに雨粒がキラキラと光って、思わず見とれてしまうこともあります。

皆さんも愛車が雨に濡れて妙に色っぽく感じることありませんか??


でも、雨は見た目を変えるだけじゃありません。

実は「車の状態」や「整備の必要性」が、雨の日ほどハッキリ現れる日もないんです。


今日はそんな「雨と車の関係」について、車屋の視点から少しお話してみようと思います。


〇ワイパー、大丈夫ですか?

雨の日、まず一番気になるのは“視界”。


・ワイパーがスジを残す

・変な音がする

・拭き取りが甘い

そんな症状があれば、それはワイパーの交換サインです。


ゴムは思っているより早く劣化します。

梅雨〜秋の長雨シーズン前に、一度チェックしておきましょう。

今からでも遅くはありません。


ワンポイント

撥水コーティングをフロントガラスにしておくと、雨粒が弾かれて視界が格段に良くなります。



〇タイヤの溝、残っていますか?

濡れた路面では、タイヤの溝が命綱。

グリップ力が下がることで、スリップやブレーキ距離の延長につながります。


1円玉を溝に差して、文字が全部見えたら要注意。

(目安:残り溝が1.6mm以下は車検も通りません)


特に雨の降り始めは、道路に浮いた油分でとても滑りやすくなります。

安全のためにも、タイヤの点検は早めにどうぞ。



〇ブレーキ、効きが悪くないですか?

雨天時はブレーキの効きに違和感を感じることがあります。

・重い音がする

・止まるまで時間がかかる

など、ちょっとした変化も見逃さないでください。


また、ABSが作動しやすくなるのも雨の日。

異常や気になるところがあれば、すぐにお近くの整備工場やディーラーで点検を。



〇ライト・ウインカーも忘れないで!

雨が降ると、周囲が薄暗くなり、自車の存在を認識してもらいにくくなります。

昼間でもライトを点灯し、周囲への配慮を忘れずに。


オートライト任せではなく、手動での点灯を習慣づけるのがベストです。

フォグランプがついている車はフォグランプを点灯させてください。

バックフォグランプはこんな時に後続車両に自車の存在を知らせるために使います

雨も降っていない時に点けて他車を眩しくさせている方はいませんか?



〇ガラスのくもり対策、できていますか?

雨の日は車内と外の温度差で、ガラスが曇りがち。

視界不良になる前に、デフロスター(除湿)機能を使ったり、曇り止めスプレーなどを活用しましょう。



雨の日だからこそ、安全運転を。

車間距離をいつもより長めに、スピードは控えめに。

雨音に紛れて、周囲の音が聞こえにくくなることもあります。

「いつも通りの運転」が、思わぬ事故につながることも。


雨の日こそ、車も人も“余裕”が大切です。



点検・相談、お気軽にどうぞ!

当店では、車の販売やチューニングだけでなく車検整備やメンテナンスも承っております。

気になる音や違和感があれば、ぜひお気軽にご相談ください。


安全で快適なドライブを、どんな天気でも支えられるように。

キングバイヤーは、いつでもあなたのカーライフを応援しています。