【代車が主役!?】スバルR2 Type S ― “軽”じゃなくて“本気”だった件
え?これ、代車なんですか?
■まさかの“代車”が主役です
そう。今回の主役、スバル R2 Type Sは、
まさかの“代車”としてガレージ・アール三郷店にやってきたクルマです。
ただの足代わりのはず――誰しも最初はそう思っていました。
■ エンジンをかけた瞬間、衝撃。
エンジンをかけた瞬間、まず静か。無音。実質2JZ。
でも、アクセルを踏み込むと「ニャァァァァアアン!」とスーパーチャージャーの息吹。
いやこれ、**本当に代車でいいの?**ってレベルです。
■ スペックからして“普通じゃない”
エンジンはEN07X型のDOHCスーパーチャージャー。
64ps――軽の自主規制ギリギリ。
そして足回りは4輪独立懸架。
走ればすぐわかる、普通の軽とは次元が違う“しっとり感”。
「代車のくせに」なんていう人は、タイヤ直撃級の衝撃を受けること間違いなし!
■ 血統はあの伝説、VIVIO RX-R
走りの根っこにあるのは、90年代の名機「VIVIO RX-R」。(画像は生成AIです。)
4気筒スーパーチャージャーを搭載し、
ニュルでのテスト走行やサファリラリーでのクラス優勝(RX-RA)など、
軽自動車としては異例の実績を誇った小さな暴れん坊です。
R2 Type Sは、その遺伝子を現代風に磨き上げた存在。
RX-Rが“暴れ馬”なら、R2 Type Sは“紳士レーサー”。
静かに速く、柔らかいけど芯がある。
この感覚、ちょっと感動ものです。
■ スバルが貫いた“本気の軽”という哲学
時代は燃費と広さが正義。
そんな中でもスバルは、「走りの軽」を作ることをあきらめなかった。
それがR2 Type Sという、“最後の本気軽”。
4気筒エンジン、スーパーチャージャー、独立懸架サスペンション。
こんな贅沢、もう誰もやらない。
■ 「変態的に真面目」なスバルに拍手
R2 Type Sは、スバルというメーカーの“真面目すぎる情熱”を象徴する一台。
小さな車体の中に、確かな走りとロマンが詰まっています。
「変態的に真面目」なスバルの姿勢に、思わず拍手です。