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頭文字M 第三話 「覚醒のSugar Less ― S2000、限界突破」

プロローグ

スポーツカー専門店「Garage R 三郷店」。
新人から一気にエースへと駆け上がった Sugar Less(S2000)。
その名は周囲の峠に響き渡り、ついにキングバイヤーの耳にも届く。

ある夜、キングバイヤーから送り込まれた2台が峠に姿を現した。

WRX STI(4WDの獣・キングバイヤーの頭)

スターレット(小排気量ターボ × 超軽量ボディ)

彼らは言い放つ。
「支店が調子に乗ってるらしいな。峠は本店が支配する場所だ。ここでその夢を終わらせてやる。」

その場に現れたのは——
かつてSugar Lessが激闘を繰り広げたライバル、黄色いスイフトスポーツのHiroki。

「お前らに支店の仲間を潰させるわけにはいかねぇ。
…Sugar、今回は俺と組め!」

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第一章:Hiroki vs RX-8

ローリングスタート。
「ちっちゃい車? 相手にならねぇ!」
余裕を見せる観客たち。だが次の瞬間、スターレットが牙を剥く。

タービンが唸り、小排気量とは思えない怒涛の加速!
「なにっ!? こんな伸びするのかよ!?」
Hirokiのスイフトが驚愕する。

パワーにさほど差はないが圧倒的軽量なスターレットにコーナーで一気に離される。
「パワーはほぼ同じ…でもあの軽さは反則だ!」

結果、Hirokiは追いすがるも振り切られ敗北。
「くそっ、Sugar…この相手はやべぇぞ!」


第二章:受け継がれた意志

悔しさに拳を握るHiroki。
「くそっ…Sugar、悪い。俺じゃ本店には勝てなかった…!」
Sugar Lessは静かに頷く。
「お前の走り、ちゃんと見てた。あとは俺が必ず取り返す。」

店長Staff-Sが声を張る。
「Sugar! 本店に勝てるのはお前しかいない。仲間の想いを背負って走れ!」


第三章:Sugar Less vs WRX STI

WRX STIはスタートから圧倒的。
「四駆の加速力を甘く見るな!」
タイトな上りで差をつけられ、観客からも諦めの声が漏れる。

だがSugar Lessの心にHirokiの叫びが響く。
「軽さと根性で食らいつけ! 峠は最後まで分からねぇ!!」

VTECが目を覚ます。
S2000の排気音が一段と鋭くなり、コーナーごとに差を削る。
「俺は…誰のために走ってる? これはただの勝負じゃない。
Hirokiの想い、キングバイヤーに舐められた仲間たち、その全部を背負ってるッ!!!」


クライマックス ― 覚醒

最終区間、残り数コーナー。
WRX STIがアウト側をブロックし、勝負を決めにかかる。
だがSugar Lessの目は炎のように燃えていた。

「これ以上、誰も負けさせはしない!」

限界ギリギリのブレーキング。
S2000はテールを大きく振り出しながら、アウトから一気に並びかける。
火花と白煙が峠を照らす。

「なにィィ!? この突っ込みは狂気の沙汰だ!」
WRX STIのドライバーが叫ぶ中、S2000が全開で駆け抜け——

ゴールライン。
S2000が、半車身リード。


エピローグ

Hirokiが駆け寄る。
「Sugar…お前、本当に化け物だな。」
Sugar Lessは深く息を吐き、微笑んだ。
「いや、俺ひとりじゃ勝てなかった。Hiroki、お前の走りがあったから覚醒できたんだ。」

Staff-Sも静かに頷く。
「これでキングバイヤーに一矢報いた。だが戦いはまだ続くぞ。三郷店の名を、峠に刻みつけろ。」

夜の峠に、覚醒したS2000の咆哮がこだました。


※この物語は全てスタッフが見た夢であり、フィクションです。



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