真の家系を求めて

Choco-BOYラーメン探検記Vol.1にして最終回。


さいたま市から車で1時間、さらに店外には長蛇の列。

並ぶこと1時間10分。

最初の一杯を口にした瞬間、それまでの待ち時間など全て忘れるかの如く、これまで感じたことのない衝撃を覚えた。


柏に店を構える家系ラーメンの名店「王道家」。

その一杯は、ただのラーメンにあらず。食べた瞬間に心を揺さぶる“王道”がそこにある。

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お好みは?と聞かれたら、迷うことなくカタメ・コイメと答える。

それ以外の選択肢は一切ない。


まず口に広がるのは、ガツンとパンチの効いたスープ。

濃度、そして乳化具合──。数々の家系を食べ歩いてきた中でも、この完成度は突出している。

鶏油特有の香りと甘みがより一層スープを際立たせる。

スープを飲み進める手を止めさせてくれない。麺にたどり着くまでにスープを飲み干してしまうのではないか。

そんな心配すら覚えるほど、このスープには言葉では言い表せない「夢」が詰まっているのだ。


それでいて豚骨特有の臭みは一切なく、最後の一口まで濃厚さが持続する。

そして、このラーメンの真価は白米との相性にある。

ひと口すすれば、自然とご飯を求めてしまう。これほどまでに「白米を欲するラーメン」に出会ったことはない。


今回は調味料は一切トッピングせずオリジナルを楽しもうと決めた。

それこそが今回の探検記にふさわしい、「家系へのリスペクト」なのだ。


日々進化し続ける「王道の味」。

その一杯は単なる食体験を超え、記憶に深く刻まれる。

私にとって「王道家」との出会いは、一生忘れることのない食の瞬間となった。

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