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【赤き巨人、夜を割く】―キングバイヤー店裏にて観測された1件の記録―

ある日の夕暮れ時。

キングバイヤーの裏手にて、私は奇妙な光景を目にした。


地面に落ちた夕陽が、急に赤く燃え上がったのである。

最初は火事かと思った。

しかし違った。燃えていたのは太陽ではなく——1台の車だった。


この世には「赤い車」が数多ある。

しかし、あの日そこに佇んでいた赤は、もはや色ではない。

主張である。

あるいは生命力と言っても差し支えないだろう。


その姿を一言で表すならば——

 赤 × ワイドボディ × フルエアロ


ただの仕様で並べるにはあまりに暴力的で、

ただの形容で語るにはあまりに気品がある。


ワイドボディ、その肩幅の倫理観について


まず横に広がるフェンダーをご覧いただきたい。

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法律的には車幅が広がると税が変わることはない。

だが、

それでも私はこう言わざるを得ない。


  固定資産税がかかりそうなくらい広い肩幅


どれほど広いかといえば、

街ゆく軽自動車が申し訳なさそうに避けて通るほどであり、

建物の自動ドアですら彼の通過に気を遣いそうである。


その肩幅はまるで——

 筋肉の暴力を芸術の域まで昇華した漢、ミスター・オリバのごとし。

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近づく者に威圧感を与えるが、同時に不思議と礼儀正しさもある。

力を見せつけるのではなく、存在そのものが説得力を持っているのだ。


赤という色の“語りたがり”な性質


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この車の赤は、ただ赤いだけではない。

「俺のことを忘れるな」「視線を外すな」と言わんばかりに、

やたらと主張が強い。


しかし、嫌な強さではない。

むしろ惚れ惚れするほど堂々としている。


赤は昔から「情熱」「速度」「戦い」の色とされるが、

この車はそのすべてを採用し、

なおかつ「紳士性」まで兼ね備えてしまっている。


まるでバーに入ってきただけで全視線を集める男が、

実は礼儀も教養も完璧だった、そんな感じである。


フルエアロという“正装”


フルエアロを纏った車を前にすると、

私はいつも「この車は何か重大な式典に出席するのではないか」と錯覚する。


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フロントスポイラーは燕尾服の裾のようにシャープで、

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サイドステップはタキシードのラインよりも流麗。

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リアの造形はもはや“装飾”ではなく、

「この車の生き方」そのものである。


エアロを一つだけつければアクセントだ。

しかしフルエアロともなると、

もはや「生きる気迫の総量」が露わになる。


この赤い巨人を所有するということ


もしあなたが、この車のオーナーとなるならば、

それは一台の車を手に入れる、という単純な話ではない。


 一つの物語を所有するということだ。


夜の高速では、街灯を一瞬で追い越す赤い閃光となり、

海沿いの道では、夕陽と並走する“赤き双子”となる。

朝のワインディングでは、木々が風に震える“王の巡行”が始まる。


誰が見ても主役。

誰と並んでも別格。


その世界観を、自分の毎日に持ち込む覚悟さえあれば——

赤い巨人はあなたに忠実だ。


キングバイヤーより、物語の舞台をご用意して


この一台は、ただ販売されるべくそこに存在しているわけではない。

むしろ、選ばれる瞬間を静かに待っている。


赤に胸躍る人へ。

ワイドボディの威厳に魅せられた人へ。

フルエアロの美学に共鳴する人へ。


この車は、あなたの人生という物語の、

新章の冒頭になるかもしれない。


ページをめくる勇気さえあれば、

赤い巨人は、あなたの前でいつでもエンジンをかけるだろう。



この車両が気になる方はこちらから


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