EJ20エンジン PCVバルブ交換

いつもお世話になっております!いつもアナタのことを想ってやまない三郷店のstaff-Sです!


全国のEJエンジン乗りのみなさま!!


ちゃんとメンテナンスしてますか?


インプレッサ、フォレスター、レガシィをはじめとする水平対向エンジンに装着されているPCVバルブ交換です。


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PCVバルブとはなんぞや?


PCVバルブとは、ブローバイガス還元装置です。ブローバイガスとは、クランクケースに溜まった未燃焼ガスを指します。


法律では、環境に悪いブローバイガスを大気開放することを禁じています。そのため、PCVバルブという還元装置が取り付けられているのです。


ブローバイガスを再度燃焼させるために、PCVバルブが取り付けられています。エンジンは、空気と燃料の混合気を爆発させていますが、その際どうしても未燃焼ガスが発生します。


発生した未燃焼ガスが、ピストンとシリンダーの小さい隙間をとおり、クランクケースに溜まっていくのです。


ブローバイガスは人工的にどこかに逃がしてあげないと、溜まったまま逃げ口がありません。そのまま放置しているとエンジンオイルや金属の劣化原因になるだけでなく、エンジン内の圧力が変わりトラブルの原因になることも。

そのためPCVバルブを設け、ブローバイガスの逃げ道を作っているというわけです。


:参照 https://car-moby.jp/article/car-life/useful-information/what-is-a-pcv-valve/


インプレッサを始めとしたEJ20エンジンの場合は販売から30年ほど経過しており、GDB、GRB、GVBでも10~20年経過している車両も多いと思います。


このPCVバルブを交換しないとスムーズなブローバイガスの排出ができなくなり、


いたるところからオイルが噴出するという事態を引き起こします。


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※画像は借り物

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※画像は借り物


お決まりのタペットカバーパッキンからのオイル漏れは定番ですが、


画像のように上からも漏れている場合はPCVバルブの詰まりが原因の場合があります。


10万km以上走行している、買ってから一度も交換していない、


そもそもそんな部品の存在なんて知らないよ、などなど。。。


定期メンテナンスとしてトラブル防止のために交換をおススメしております!


交換後は高回転までキレイに吹けるようになり、アイドリングの安定やスムーズなフィーリングになります。


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オイルまみれでカチカチに硬化たブローバイホースも一緒に新品に交換しました。


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ついでにスロットル汚れも掃除して完了。


定期的なメンテナンスで車の寿命も伸ばすことができ、快適なドライブをお楽しみいただけます!!