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【店長コラム】 「スポーツカー専門店が本当に嫌がる質問」

いつもお世話になっております!アナタのことを想ってやまない三郷店のstaff-Sです!

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中古車屋、とくにスポーツカー専門店で働いていると、毎日のようにたくさんのお問い合わせをいただきます。

本当にありがたいことですし、車好き同士で話せるのは楽しい。

ですが、その中には“正直かなり困る質問”というものも存在します。


今回は、スポーツカー専門店の現場目線で「実はこういう質問、かなり困っています…」

という内容を少しリアルに書いてみようと思います。

もちろん、お客様を批判したいわけではありません。

むしろ「なぜ販売店がそう感じるのか」を知っていただくことで、お互い気持ちよく車選びができればと思っています。

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①「この車、まだありますか?」だけで終わる

これは本当に多いです。

もちろん在庫確認は大事です。

ただ、スポーツカーは回転が早く、“問い合わせ=商談中”になることも珍しくありません。

特に人気車種は、

・掲載直後

・値下げ後

・SNS掲載後

このタイミングで一気に動きます。

そのため、「まだありますか?」だけで終わってしまうと、その後連絡が途絶えている間に売れてしまうケースも多いんです。

本気で検討しているなら、

「〇○日に見に行けます」

「ローンも含めて相談したいです」

ここまで伝えてもらえると、販売店側もかなり動きやすくなります。

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②「いくら値引きできますか?」

これはスポーツカー、普通車問わずのあるある。

ただ、最近のスポーツカー市場は本当に仕入れが高い。

昔みたいに「適当に仕入れても儲かる」という時代ではなく、

むしろ相場ギリギリで出している車もかなり多いです。

新車ディーラーですら値引き無しという時代ですから。

・GT-R

・ランエボ

・インプレッサ

・シビックタイプR

・シルビア

・スカイライン

・ツアラーV系

このあたりは相場変動も激しく、値付けもシビア。

そのため、いきなり電話やメールで

「いくら引けます?」

だけ聞かれると、正直かなり困ります。

逆に、

「このクルマが気に入ったので何とかなりませんか?」

「この場で契約するのでお願いします!」

という話なら、値引きは無理でも販売店は本気で考えます。

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③「旧車なのに新車クオリティを求める質問」

2、30年以上前の中古車、旧車に対して、

「傷ゼロですよね?」

「異音一切しませんよね?」

「壊れませんよね?まだまだ乗れますか?」


これは正直、かなり難しいです。

車というのはお金を掛けて整備すれば20万kmでも30万kmでも乗れるものです。

こういった質問をする方は、ノーメンテで問題なく乗れることを要求される傾向が多いです。


特にスポーツカーは、普通車よりも過酷な使われ方をしてきた個体も多い。

さらに年式が古くなるほど、

・経年劣化

・ゴム部品の硬化

・電装系トラブル

・オイル漏れ

こういったリスクはゼロにはできません。

もちろん販売前点検や整備はしっかり行います。

ですが、“古いスポーツカーを所有する”ということは、ある程度付き合っていく覚悟も必要です。

逆に、その手間すら楽しめる人ほど、スポーツカーライフを長く楽しんでいます。

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④「ネットでこんな情報見たんですけど…」

これも非常に多いです。

最近はSNSやYouTubeで情報が簡単に手に入る時代。

ただ、その情報が“その車両にも当てはまる”とは限りません。

例えば同じ車種でも、

・前オーナーの扱い方

・メンテ履歴

・改造内容

・保管環境

これでコンディションは全然違います。

ネット情報だけで決めつけられてしまうと、現車を見てきた販売店としては少し説明しづらい部分もあります。

やはり最後は「現車確認」が大事です。

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⑤「来店予約した=取り置きしている」

スポーツカー専門店が一番困るのがこれかもしれません。

人気車種は本当に早いです。

1台しかない中古車は、“悩んでいる間”に他の人が決めてしまう世界。

そのため、

「来店予約したから車両はキープされているはず」

「問合せをしたので自分に優先権がある」

これは基本的に難しいケースが多いです。

””来店予約はあくまで来店の予約であり、車両を商談中にする””ではございません。

特に遠方のお客様も多い業界なので、“今すぐ決断できる人”が強い。

いい車ほど、その傾向はかなりあります。

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でも、本当に嬉しいお客様も多い

ここまで色々書きましたが、もちろん車好き同士で盛り上がれる瞬間も本当に多いです。

「この車ずっと探してました!」

「納車が楽しみです!」

「大事に乗ります!」

こういう言葉をいただけると、こちらも本当に嬉しい。

スポーツカーは、ただの移動手段ではなく“趣味”であり“人生の相棒”だと思っています。

だからこそ販売店側も、本当に好きになってくれる人に乗ってもらいたい。

それが本音です。

スポーツカー業界は独特な世界ですが、だからこそ面白い。

これからスポーツカーを探す方は、ぜひ“車との出会い”を楽しみながら、自分に合った一台を見つけてください。