【店長コラム】「昔は安かったのに…」スポーツカー相場高騰のリアル
いつもお世話になっております!アナタのことを想ってやまない三郷店のstaff-Sです!
ここ数年、中古スポーツカーの価格が異常とも言えるレベルで高騰しています。
少し前まで100万円以下で買えた車が、今では300万、400万。
車種によっては新車価格を超えて海外のオークションで1億円!
といったケースも珍しくありません。
スポーツカー好きなら、一度はこう思ったことがあるはずです。
「昔のうちに買っておけばよかった…」
実際、現場にいる我々ですらそう感じることがあります。
今回は、なぜここまでスポーツカー相場が高騰しているのか。
そして今後どうなっていくのかを、スポーツカー専門店目線で書いてみます。
まず、“程度の良い個体”が本当に減った
これが最大の理由です。
たとえば、
・スカイラインGT-R
・ランサーエボリューション
・インプレッサWRX STI
・シビックタイプR
・RX-7
・S2000
このあたりは、すでに20〜30年前の車。
つまり“古い中古車”なんです。
しかもスポーツカーは、普通のファミリーカーと違い、
・サーキット走行
・ドリフト
・峠走行
・改造
こういった使われ方をしてきた個体も多い。
その結果、事故歴が増えたり、状態が悪化したり、過走行化したりして、“まともな個体”が年々減っています。
逆に言えば、状態の良い車は希少価値が上がる。これが相場高騰の大きな理由です。
海外人気が異常レベル
もう一つ大きいのが海外需要。
今、日本の90年代〜2000年代スポーツカーは世界中で人気があります。
特に
・GT-R
・スープラ
・RX-7
・シルビア
この辺りは海外バイヤーからの需要が非常に強い。
理由はシンプルで、
「日本車だから壊れにくい」
「チューニング文化がある」
「映画やゲームの影響」
この3つ。
特に『ワイルド・スピード』やゲーム文化の影響はかなり大きく、
“JDM”というジャンル自体が海外でブランド化しています。
つまり、日本国内だけで相場が決まっている時代ではないんです。
“もう作れない車”になっている
これも非常に大きいです。
今の時代、環境規制や安全基準の関係で、
・軽量
・高回転NA
・マニュアルミッション
・過激なターボ車
こういった車は本当に作りづらくなっています。
たとえば、
・2Lターボ4WDで300馬力
・6速MT
・速く走るための電子デバイス、高剛性なボディ
・刺激的な乗り味
昔なら普通に存在していた車が、今ではかなり希少。
つまり昔のスポーツカーは、“あの時代だから作れた車”なんです。
だから今になって再評価されている。
「高いから売れない」はもう違う
以前は、「こんな価格じゃ売れないでしょ」
と言われることも多かったです。
ですが今は、“高くても欲しい人がいる”。
特に状態が良い車は、「高いけど今買わないともっと上がる」
という心理が働いています。
実際、数年前に200万円だった車が、今400万円になっているケースも珍しくありません。
つまり、“迷っていたら買えなくなる”世界になっています。
新車のスポーツカーが思うほど売れていない
これは需要と供給のバランスで、新車のスポーツカーがバンバン売れていれば
メーカー側も気合をいれて開発、販売するし
中古車市場にも大量に良質な中古車が供給され価格が低下しますが、
今や新車販売の99%以上がAT車です。
売れない車を作っても仕方ない、という経済合理性からもスポーツカー高騰を招いています。
これから値下がりするの?
これは本当によく聞かれます。
正直、短期的な上下は多少あります。
ですが ・個体数減少 ・海外需要 ・部品廃盤 ・EV化
これらを考えると、“希少なスポーツカー”の価値は今後も残る可能性が高いです。
特に ・低走行 ・修復歴無し ・内装、外装キレイ ・記録簿あり
こういった個体は、今後さらに重要視されると思います。
また、これからインフレが続いていくと予想されていますから
整備代、修理部品、メンテナンス用品、家賃、人件費と
企業側が商品化するにあたってどうしても掛かる経費そのものが高騰しています。
それを商品代金から回収するためにも、価格高騰は避けられません。
ただし「何でも上がる」わけではない
ここはかなり重要です。
同じ車種でも、
・修復歴
・改造内容
・メンテ履歴
・ボディ状態
これで価値は全然違います。
つまりこれからは、「何の車か」だけでなく、「どういう状態か」がより重要になっていきます。
スポーツカーは“資産”なのか
最近は投資目的で買う人も増えています。
もちろん価値が上がる車もあります。
ですが、本来スポーツカーは“乗って楽しい”もの。
エンジン音。
ターボの加速。
安定して踏んでいける車体剛性。
ワインディングでの一体感。
それを味わえる時間こそが、一番の価値だと思います。
「欲しい時が買い時」は本当
昔からよく言われる言葉ですが、最近のスポーツカー市場を見ると本当にそう感じます。
「もう少し待てば下がるかも」
と思っていたら、逆に上がる。
そんなケースを何度も見てきました。
特に状態の良い車は、もう“次が出てこない”ことも珍しくありません。
スポーツカーは出会いです。
だからこそ、気になる車があるなら、ぜひ一度現車を見てみてください。
数年後、「あの時買っておけばよかった」と思う一台かもしれません。
ガレージアール三郷店
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