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【店長コラム】EJエンジンの””絶対にやってはいけないこと””

いつもお世話になっております!アナタのことを想ってやまない三郷店のstaff-Sです!

今回の【店長コラム】ではスバルが世界に誇るEJエンジンの””絶対にやってはいけないこと””

にフォーカスして自身の経験談も踏まえて語っていきたいと思います。


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①. 油温が上がる前の「高回転・高負荷」走行

EJ20は水平対向という構造上、オイル管理が生命線です。

水温計が上がっていても、油温が適温(70〜80℃以上)

になるまではクランクメタルへの攻撃性が高いため、全開走行は厳禁です。

静かにエンジンにダメージが蓄積されていきます。

エンジンというものは適正温度(油温であれば100°、水温は90°あたり)が一番効率よく

動くように設計されています。

逆に高温時はスポーツカーに乗っている人であれば、オーバーヒートや水温は気にしていると思いますが、

EJ20はどちらかというと”油温、油圧”に気を付けてください。

水冷オイルクーラーの関係で水温は油温に引っ張られますが、直接オイルを冷やすものがないので

後付けの油温計、油温計で管理することをおススメします。

街乗りレベルだったら問題ないと思います。



②. 劣化したオイルでの放置・走行

いわずもがな「1万キロ交換」はEJ20には通用しません。

シリンダーが横向きであるため、ピストン下部の油膜保持がシビアで、ブローバイガスによるオイル劣化も早いです。

ターボ車であれば 3,000kmごと、または3ヶ月〜半年ごとのスパンで交換を推奨します。

ブローバイガスには水分も含まれるので、長期間放置は危険ですね。

特にスポーツ走行をする場合は、粘度指数にも拘る必要があります。

劣化したエンジンオイル&粗悪なオイルではクランクメタルの油膜切れを起こしてメタルブローを誘発します。

オイル消費も多いエンジンなので、必ず月に一回はオイルの状態を確認しましょう。



③. 「低回転・高ギヤ」でのベタ踏み

コレは無意識にやってしまっている方が非常に多いんじゃないでしょうか。

5速や6速の低回転(2,000rpm以下など)から、

シフトダウンせずにアクセルを床まで踏み込む行為は、

実はエンジンに猛烈な負荷(ノッキングのリスク)を与えます。

アクセルを開けたことにより、低回転からターボが回り無理やりブーストが立ち上がり、

エンジンを加給しようとします。

自転車でいうと静止状態からトップギアで全力で漕ぎ出すイメージになるので

ヒザ(エンジン)ブローの危険性を高めます。

EJ20はボア92mm × ストローク75mmとショートストロークに分類され

トルクが出しづらい特性で、それをターボでブーストしてますから

コレはエンジンにとってキツイっす。

加速が必要なときは、面倒がらずにシフトダウンして回転数を合わせましょう。



④カッコいいからレヴ当てまくり

これはマジでやめたほうがいいです。

よくyoutubeなどで外国の方がヒャッハー!してブン回してますが


・クランクメタルの油膜切れ(潤滑の限界)

・コンロッドの「伸び」と変形

・オイルポンプのキャビテーション

・タイミングベルトのコマ飛び

・過剰ブーストによるノッキングの発生


などの原因によりピストン棚落ち、クランクメタル流れ(メタルブロー)、バルブヒット等々・・・

ここから先はご想像にお任せしますが、とてもお財布に不幸なことが起こってしまうので

人間らしい生活を送りたかったら止めといた方が無難です。

EJ20は「よく回るエンジン」です。

でも、“無限に回していいエンジン”ではありません。

レヴリミットは守ってください。


レギュラーガソリンを入れる

EJ20ターボはハイオク指定です。

サーキットを走る人はそんなことしないと思いますが、

最近はガソリン価格高騰の影響なのか、レギュラー入れてもいいの?と聞かれることがあります。

レギュラーガソリンを使用すると燃料のオクタン価が下がり、ノッキング(異常燃焼)が発生しやすくなります。

ノッキングが続くとピストン頭部に繰り返しの異常負荷がかかり、

最終的にピストンの棚落ち(崩壊)につながります。

ダメ、絶対。必ずハイオクを。



ここまでいろいろと書いてきましたが、EJ20は非常にタフで良いエンジンです!

他メーカーにはない大きな魅力を秘めています!

この希少で他にはない素敵なエンジンを後世に継いでいくためにも

定期的なメンテナンスと適正な乗り方で楽しいカーライフをお送りください。